ひふみよ 二零一零年 五月六月@神奈川県立県民ホール


これほど開演前に心臓がバクバクしたライブはこれまでありませんでした。もう直にこの目で彼の姿を見る日は来ないかも、と漠然とそう思って10余年。バッと現れ、みんなが大好きなあの1曲目を歌う姿に、本当に涙がこみ上げました。そのあともなんどもじわっと来て、ニヤケて、なんども叫んだ自分にびっくり。
小沢くんは客席からの爆弾のようなエネルギーを見事に受け止め、王子様になるちょっと前のTシャツとジーンズ姿で、見事に僕たちをコントロールしてくれました。熱狂させて、クールダウンさせてから驚かせて、また盛り上げる。この翻弄される感じが小沢健二の本領かー。
嬉しい曲をいくつも詰め込んでくれたことにほんと感謝してる。小沢くんはきっと過去を乱暴に否定したりしてないし、あの頃の自らの曲を大切にしている。そしてちゃんと今でもポップスのひとだし、エンターテイナーです。

もうほんと上手に書き表せないのですが、慌てて書きました。また「ひふみよ」が一区切りつくころ加筆するかもです。