倉敷日帰り旅


日帰りで倉敷に民藝旅に行ってきました。朝早く着いたからかと思いきや、夕方までどこも人出が少なく気持ちよく歩きやすかったです。
まずは勿論美観地区。15年ぶりくらいだから、改めて定番コースを巡ります。開館直後の大原美術館(本気になったら大原)は、中学生のとき訪れたときは、あれこれ節操無いコレクションで無駄に広い...というネガティブイメージを持っていたのですが、蔦はきれいだし、モネの睡蓮は見頃だし、洋画はバランスのいいコレクションだし、東洋館の芹沢銈介はうっとりするし、とてもいい美術館じゃないですか!と、堪能しました。

午後は美観地区をぶらぶらして、倉敷民藝館。民藝館はなぜあんなに気持ちが寛げるのだろ。ロッキングチェアに揺られたり、引き出しを開けてみたり、遊ぶ。倉敷ガラスのグラスがきれいで悩むけど、あとで民芸店を巡るので断念。けれど最終的にここでみたグラスがいちばん味があってきれいだった。
美観地区を堪能したあとは、古い町並みのエリアへ。最近DPZに紹介されていた「おいしいものブティック平翠軒」*1で舌なめずりしながらあれこれ選び、倉敷帆布のフラッグショップ「BAISTONE」*2でグリーンのポケットを購入。「蟲文庫*3覗くと、本当に顕微鏡が並んでいてほころんだ。岡崎武志さんのサイン入り『女子の古本屋』があった。今となっては買っても良かったなと思う。
民藝のお店はいくつか覗いたけれど、グッとくるものに出会えず。玄関用に倉敷緞通を頼んで(選んだ柄が品切れだった)帰りました。



丹下健三作の倉敷市民美術館でトイレを借りました。元々市役所だったそうですね。どおりで美術館らしからぬ設計でした。

倉敷の商店街は寂しい雰囲気はあるものも、地方中核都市としてはまだ機能が残っている分いいほうかと。愉快なポップに溢れていました。

またアイビースクエア裏の魚屋さんで薮から棒にタモさんに邂逅。お店の人の姿見えず聞けなかったけれど、ビングシという魚の別名だそうです。

七夕の短冊。カルピス。

おわり。また行きたいです倉敷。