出雲大社本殿特別拝観にいってきました



このたび「平成の大遷宮」=つまり母屋のリフォームを行うにあたってご神体が仮住まいに移られたことに伴う、本殿の一般公開へ行ってきました。なんと59年ぶり!次見れる時はおそらく死んでる、という貴重な機会です。
なんといっても神社の親分ですから、失礼があってはいけません。携帯・撮影禁止はもちろん、ドレスコードもありました。まあそれくらい仕方ないでしょう。若干ピリピリした空気も流れてて、門を入ってからは皆さん自然と静寂に包まれます。途中係の人が話していたのですが「天皇陛下もこの石段までしか参られません」という、その先その上まで上がれるのですから、信心の浅い私でも期待は高まるものです。
杉作りの本殿です。外観は長年の風雨にさらされくすんでいますが、けれど中は260年前に造られたものとは思えないすばらしい保存状況。極彩色の「八雲」の天井図も、劣化をまったく感じられない鮮やかさでした。とにかくまあ本殿内は装飾もなく実に簡素。それがまあ厳粛なそれらしさなんですが。
とにかくなんだかええもん見た!ありがたいきもち。また何かお願いに来ます。



拝観を終えて、表をぶらぶらしてると、にわかに神楽のミニライブがはじまりました。獅子(3人入りの大物)を倒す神様。ピーヒャラドンドン。愉快なきもち。

こういう拝観の証明書もらいました。