メタモルフォーゼ

学校2日目。奥さんの実家に滞在中ですが、今日帰ると妙な体勢でカーテンを見上げているお義母さん。
土から出てきたばかりの羽化直前の蝉を捕まえてきて、脱皮する様子を眺めているのでした。ほんの小さな爪で引っかかってるに過ぎない空の背中を割って、薄いグリーンの体を現してから、急角度イナバウワーからの腹筋。一瞬で目玉が黒くなり、体勢が安定して、体が茶色い油蝉に。その間2時間余り。それは確かに、目が離せない神秘的なひとときでした。
え?お義母さん、昨日は同時に3匹の蝉の羽化を観察したんですか...。いつまでも自然の生命力に好奇心をむける義母にちょい萌えです。