雪のワルツ / 湯川潮音

雪のワルツ
東京は雪が降らぬまま冬を終えるかもしれないという。だのでてんで気分が盛り上がりませんが、潮音さんの冬盤です。楽曲も作品ごとにだんだんと粒ぞろいになってきていて、良くも悪くも声の硬さが抜けてきた感じ。夏盤『紫陽花の庭』が意外なパステルトーンで、それはそれで意外と大好きなんですけど、今回もポップ路線。僕はアリです。ポップさとアシッドさの絶妙なバランスで、いったりきたりを続けて欲しい。宮川弾さんが関わった2曲と「知らない顔」が好きです。せめて外がもうちょっと寒ければなあ。