はじめてのJAZZ2@昭和女子大学人見記念講堂


中洲産業大学・森田教授の特別講義を聴講してきました。題目は「ジャズの変遷」。はじめてのJAZZ以前に、はじめて間近で見るタモさんに鳥肌。無理して来てよかった。泣くかと思いました。
ヨレた白衣に片眼サングラス姿の教授の講義は、25年ぶりといえども衰えることなく、むしろ実年齢とフィットして完成度がめちゃくちゃ高かったです。ピアノの実演を交えた講義は開演直後から15分押し。「誰にでもできるチック・コリア」を間近で見れる日が来るなんて、感激でメガネも曇る。山下さんとの即興ブルーズでは青筋立ててブッ飛ばし、ドビュッシーやベートーベンやグレン・ミラーをdisるタモさん。今日はかなりノッてたと思う。糸井さんに、電車の話してるときと同じ感じだと指摘されていました。
印象的な言葉はいくつもあったけど、音楽を宗教に例えつつ、「最近はこんなの(ヘッドホン)ばかりでしょ?音楽はやはり大音量で聴かなきゃ。耳の穴のなかだけで神様がしゃべってたってねえ」と、ライブの価値を語るタモさんに感動しました。そうだそうだ!ソバヤソバヤ!
「Isn't She Lovely」での大団円はホントにほろっときて、この曲と同じように、終わってしまうのが実に名残惜しいと思ったイベントでした。
ほぼ日刊イトイ新聞 - はじめてのJAZZ2
昨日の記念写真はココです。