駅はミュージアム

先日まったく寝付けない夜がありまして。夜中の3時に昔撮った写真などを引っ張り出して、ノスタルジィに浸っていたりしたのですが、5年前のSuicaの手作りポスターの写真にはいつも吹いてしまう。おもしろがってるのは撮った僕だけかもしれないのですが、一応載せておこうと思います。2002年夏、Suicaが始まったばかりのころの、青梅線の某駅です。LOMOなので暗いです。

模造紙にマジック書き。小学生レベルのレタリングが郷愁を誘うけれど、対照的に毛筆の字は達筆。定年を間近に控えた鉄道員の作品と思われる。「&」を立体的にしようと試みて失敗していたり愛くるしい作品。

改札を見上げるとこれ。本物と似ても似つかないSuicaペンギン。模写とかの術がなかったのかな。襟元にバナナみたいなものがくっついている。でも赤青黄色の配色がチャイルディッシュでポップ!作者は想像以上に年配者か。
もっと手描きのポスターが増えたらいいのに。やらなきゃいい人がもっとやってくれたらいいのに。修悦体が大注目の今、駅員アートがもっと盛り上がればいいなと思います。