天然コケッコー


夏帆さん...。『天コケ』観てきました。きゅん。原作は未読です。
まさか初恋物語で、こんなに見事に揺さぶられることになるとは思わなんだ。とにかく夏帆さんの魅力!夏帆さんが映ると画面が瑞々しくなって、何度となくくらくらしました(縁側でまどろむ水着の背中!)。
脚本でいちばん好感がもてたのは「田舎ー都会」の対立軸を持ち込まなかったところ。そよが短い修学旅行の中で、都会の空気や風景も認めるよ、という発見するシーンよかったです。ことさら田舎が美しく、都会が汚く描かれるような物語は拒否反応があるのですが、そんなステレオタイプな表現もなく。村人の過ぎた純朴さ=タチの悪さも妙にリアルで、そういうバランス感に心が砕いてある脚本でした。渡辺あやさんが島根在住であることが大きい気がします。
それにしても銭形零では「れれれ?」とか言ってた夏帆さんにこんなにどぎまぎさせられるとは。「あ、手をつないだ」「目があった」「あっ、あっ」とひとり頭の中でキャーキャー言ってました。石見の美しい風景をまた見に行きたいです。

最後に。オフィシャルサイトで松田先生役のプロフィールみてたら、同じ歳。おどろいた。とてもそうは見えん。