初七日

かねてから療養中だった祖父が月曜日に旅立った。
病名はついているとはいえ、静かで穏やかな老衰みたいな最期で潔し。仕事の休みと重なったので、通夜から葬儀、翌日までゆっくりお別れができてよかった。といっても、最後の最後、斎場で棺を覗き込んで、その時になってようやく実感が湧いた。質素でリラックスした葬儀でした。

そして久しぶりにいとこ全員が顔を揃えた。15年ぶりに会った同い年のひとりは某ゼネコンで下北沢再開発の一端を担っているとのこと。無邪気なド体育会系な性格で「ああ、QUEもシェルターも本多もスズナリも知らないし、ヴィレッジヴァンガードすら行ったことないかも」とぼんやり思った。というか「これほどまで話が噛み合ないものか」と愕然とする瞬間が何度かあった。仲良くしましょう。